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Antique Jewelry x Wakocha

アンティークジュエリー × 和紅茶

今から100年以上前に作られ状態よく現存している貴重なアンティークジュエリーの展示会を今年も開催させていただきます!
期間中ルシルケイ店内にはアンティークジュエリーが300余点、大集合いたしますので是非見学にお越しいただき運命の逸品を見つけてください。
なお、今回は静岡の両河内で育った「和紅茶」をプレゼントさせていただきます。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

GALLERY

人生を豊かにしてくれたお茶に、恩返しを

興津川を上っていくと、山に囲まれた自然豊かな集落がある。両河内と呼ばれるこの場所は、良質なお茶の産地として有名で、急斜面に埋め尽くされる茶畑は、隅々まで手入れが行き届いており、とても美しい景観だ。市街地から車でわずか40分足らずの場所であることを忘れるほど長閑で、特別な時間が流れているようにすら感じる。
「日本一の茶処」として知られている静岡県内ですら、後継者不足のために廃業を余儀なくされる茶農家が各地で後を絶たない。高齢化により農作業が出来ず、耕作を放棄されていく茶畑は増える一方…。このままでは近い将来、茶農家がいなくなってしまうだろう。
毎日当たり前のように飲んでいるお茶が生産される現場は、そんな深刻な問題に直面している。
しかし、ここ両河内には、茶の未来を担う若手茶農家集団がいる。彼らは、幼き頃から茶と星空に囲まれる山郷で暮らし、それぞれが独立した茶園を営む傍ら、茶農家集団「ぐりむ=Green Dream」として共に活動している。2年半前、解散してしまった共同製茶工場を彼らが継承し蘇らせたことは、茶業界にとって、とても大きな希望となっている。

「お茶主体」のお茶

「お茶が好きだから、人のエゴではなく、お茶主体で生産したい。」そう語ってくれたのは、茶農家「豊好園」の三代目、ぐりむの代表を務める片平次郎さん。農薬や肥料をふんだんに使えば、美味しいお茶ができるのは当たり前。でもそれは所謂「人間主体」のお茶であり、彼にとっては、フォアグラのようなものだという。お茶にとってより良い環境を研究し、農薬や肥料を必要最低限にし、常に畑に足を運んでお茶と「会話」することによって、「お茶主体」のお茶づくりを貫く。お茶を愛し、お茶に愛されること。365日、お茶と向き合う。自分たちが儲かることが目的ではなく、ただひたすらに、お茶の明るい未来のために全力を注ぐ。それが彼らにとってのお茶への恩返しだという。

気取らず自由に、ありのままで美しく

お茶に真っ直ぐな茶農家・ぐりむのお茶は、淹れ方や作法など気にせず、ガブガブッと飲める「いつものお茶」。
気取らず自由に、ありのままで美しく。お茶もジュエリーも、時代を超えて、受け継がれていくべきもの。そんな想いを込めて、この度、ぐりむのお茶(和紅茶)を、ルシルケイのお客様にお届けすることとなった。緑茶ではなく和紅茶を選んだ理由は、紅茶は緑茶よりも作り手の個性がでるから。和紅茶には紅茶品種とは違う良さがある。アンティークジュエリーのように、ぐりむの個性を、たくさん味わっていただきたい。そんなメッセージを込めて…
みなさま、どうぞお楽しみに!

作り手の個性が際だつ和紅茶を、どうぞお楽しみに…

>>杉山 この度は、当社のアンティークジュエリー展にご協力いただけるとのこと、ありがとうございます。お茶の生産者の方にお会いできて、嬉しいです。

>>片平 宝石みたいな高価な商材とコラボする日がくるとは思ってませんでした。こちらこそ、よろしくお願いします。

>>杉山 それにしても、静岡市内にこんな素敵な場所があるなんて、知りませんでした。

>>片平 ご存知ない方が多いですね。でも最近は、メディア効果で人気が出てきたんですよ。ただ、かなり急斜面なんで、登ってこられるの、怖くなかったですか。

>>杉山 落っこちちゃうかと思いました。

>>片平 ですよね。そもそも、こういう急斜面の茶畑はとても珍しいんです。ここに茶畑を造った初代に感謝してます。

>>杉山 すごいですね。片平さんは、何代目の方なんですか。

>>片平 僕は、茶農家の三代目になります。ここ両河内で生まれ育ちました。

>>杉山 お若いのに、家業を継承されて、ご立派ですね。

お茶好きでないと出来ない

>>片平 僕の場合、親父がお茶大好き人間で、毎日楽しく仕事をしている背中を見て成長したから、茶農家を継ぐことが自然な流れで、全く抵抗がなかったんですよね。

>>杉山 お父様の育て方や働き方が素晴らしかったんですね。

>>片平 そうかもしれませんね。365日、休みがない仕事なので、お茶好きでないと出来ないと思います。

>>杉山 好きこそ物の上手なれ、ですね。それこそ、先ほど淹れていただいたこの和紅茶、とっても美味しいです!想像と違って驚きました。…実は私、紅茶が苦手なんですよ。でもね、これは飲みやすくて好きです。

>>片平 ありがとうございます。実は、和紅茶にはレシピがないんです。水分量などを手の感覚で見極めるんですよ。だから作り手によって違う味に仕上がります。イメージとしては、クラフトビールに似ているかもしれませんね。

「いつものお茶」

>>杉山 そうですか。では片平さんの和紅茶は私にとって良い相性ですね。

>>片平 嬉しいです。紅茶品種の茶葉と比べて、日本茶の茶葉から作る和紅茶は苦味がないんですよ。

>>杉山 たしかに、全く苦みを感じなかったです。和紅茶って、味も色も、全く別の新しい飲み物みたいですね。

>>片平 ちなみに、今召し上がっていただいたのは秋冬の和紅茶ですが、今回の催事で提供させていただくのは、春夏の和紅茶になります。いずれも、高級茶ではなく、ガブガブ飲んでいただける「いつものお茶」に仕上げているので、ぜひたくさん飲んでください。

自慢の和紅茶

>>杉山 日常的に気軽に飲めるっていうのがいいですね!ジュエリーもお茶も、気取らずに生活に取り入れて、たくさん接してもらいたいですよね。

>>片平 確かにそうですね。時代に順応しながら、しっかりと次世代に継承していかないと。

>>杉山 片平さんは日本茶、私はジュエリーの世界で、ともに頑張りましょう!

>>片平 はい!まずは今回、僕の自慢の和紅茶をオリジナルラベルでお届けしますので、少しでもルシルケイのお客様に気に入ってもらえたら嬉しいです。

>>杉山 きっと気に入っていただけると思いますよ。春夏の和紅茶、楽しみにしていますね。よろしくお願いします。

アンティークジュエリーとは

アンティーク・ジュエリーとは…
製作されてから百年以上を経過した宝飾品で骨董的価値を持つ装身具のこと。主に欧米で作られた
ものについていう作られてから半世紀程度の年月が経過していて現代のジュエリーとは異なる特徴
・雰囲気を持つもの。手間惜しまず1点づつ丁寧に作られているもの。その時代ならではの独自の
スタイルと美学があることなどを満たしていることがアンティークジュエリーの条件です。良い
状態で現存するものは極めて貴重です。

山本 富士実

アンティークジュエリーコーディネーター
1965年、千葉生まれ。
拓殖大学政経学部政治学科を卒業後、ジュエリーの専門商社に入社。G.G.(宝石の鑑定、鑑別に関する国際的タイトル)を取得。百貨店部門に7年務めた後、会社の新規事業であるアンティーク・ジュエリー部門に異動。部門責任者として仕入れ、販売に携わり、14年間の会社員生活を送る。2002年に独立。G.G.であるがゆえの見識眼をもって、より美しく着けやすい、生涯寄り添うことのできる上品で麗しいアンティーク・ジュエリーを探し続け、世界中を駆け巡る。

- Present -
来店予約特典

Antique Jewelry Fair 2020年7月24日(金)~26日(日)ご予約受付中 ご予約の上ご来店の方には、和紅茶をプレゼント致します!

アンティーク・ジュエリーを専門に活躍中のバイヤーが、選りすぐりの品が300余点集まります!
とても貴重なアンティークジュエリーに囲まれながら、美味しい紅茶とスイーツをお楽しみいただけます。
数に限りがございますので、ご予約をいただくことをお勧めいたします。
皆様のご来店、心よりお待ちしております!

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